インコを長生きさせるにはフードから | 南台・麻溝台・相模台の動物病院なら「相模台動物病院」

そもそも野生の鳥とペットの鳥の餌の違いは?

野生の鳥は雑食性が多く、主に穀物や植物の種子,昆虫などを食べています。

ペットのインコの餌はシード、ペレット、パウダーフード、補助食品など今では様々な種類が販売されています。

そのうち、インコの主食となるのはシードと、ペレットになります。

この2種類の特徴・メリット・デメリット、これらを主食とした場合の正しい栄養の取り方、シードからペレットへの餌の切り替え方法について解説します。

目次

1.インコのフード <シードのメリット・デメリット>

2.インコのフード<殻付きシード・殻なしシードの特徴>

3.インコのフード<パウダーフードの特徴>

4.インコのフード <ペレットのメリット・デメリット>

5.シードからペレットへ切り替える方法

6.インコのペレットの切り替え最適時期

1.インコのフード <シードのメリット・デメリット>


インコの食べるシードとは

稗(ヒエ)、粟(アワ)、黍(キビ)などの植物の種子のことです。

ビタミン・ミネラルが豊富な点が特徴です。

インコの餌としては、殻付きシード、殻なしシードの2種類が販売されています。

まずはシードのメリット・デメリットについて解説します。

【シードのメリット】

シードは嗜好性が高く、好んで食べる子が多いです。

【シードのデメリット】

シードは脂肪分多く肥満になりやすいです。さらには、単品で給仕し続けると栄養が偏り、様々な病気を引き起こす可能性があります。

特に避けたいのはタンパク質不足、カルシウム不足になってしまうことです。

タンパク質不足ではくちばしの形成阻害、羽毛疾患、毛引き、産卵停止、免疫力低下などを引き起こす事があります。

カルシウム不足では卵詰まりなど産卵に関する病気の原因となってしまいます。

詳しくは別のコラムで解説しますね。

殻付きシードと殻なしシードの違いについて解説します。


2.インコのフード<殻付きシード・殻なしシードの特徴>

【殻付きのシードの特徴】

自然界の食事に近い形状で、健康な時におすすめしたい餌です。殻なしシードより栄養価が豊富です。また、鳥が食べる時にシードの殻を自分でむく作業がストレス解消にもなります。

【殻なしシード(むき餌)の特徴】

ヒナの時期や、食欲不振、くちばしが変形して硬い物が食べられない時におすすめです。皮()なしシードはゴミが出ないです。以上がシードの特徴となります。

シードのみでは病気を起こす可能性を先ほど説明しましたが、ではバランスの良い餌を用意するにはどのような工夫が必要なのでしょうか?

シードを主食として栄養をバランス良く与えたい方には

シード+パウダーフードやサプリメント、副食をお勧めします。パウダーフード、サプリメントはシードでは摂取できないミネラルやカルシウムなど栄養豊富なものが多いです。

次にパウダーフードについて解説します。


3.インコのフード<パウダーフードの特徴>

 

パウダーフードは主に雛の餌の栄養補助食品として販売されています。

パウダー状で、主に挿餌の時期に使い、粟玉だけでは不足しやすいカルシウムやビタミンが含まれています。これを成鳥になった後にシードに振りかけて使うことも可能です。

サプリメントの他にも、カルシウム補給として牡蠣の殻を砕いたボレー粉などもあります。

また副食でも栄養を補給すること可能です。しかし、与えてはいけない食べ物があるのでがあるので要注意してください。


 4.インコのフード <ペレットのメリット・デメリット>

 

 

ペレットとは人工飼料を小さく固めた物のことで主に大人になったら与える餌です。

【ペレットのメリット】

鳥の成長ステージや体重管理に見合う栄養量や、病気の鳥に必要な栄養量を満たすように作られています。

また、消化も良く、シードから切り替えられれば動物病院でも推奨しています。

【ペレットのデメリット】

シードに比べて、好き嫌いが分かれます。

商品によって、形状や固さ、味、風味などが異なるため好みのペレットを探すことも必要となります。

そのため、シードからペレットの切り替えは大変で苦戦している方も多くいらっしゃいます。

好みのペレットを数種類見つけておいてあげると、一種類のフードが手に入らなくなった時にも安心です。

また、ペレットメインの食事では基本的な栄養は十分ですが、副食として少量の野菜をあげると鳥の楽しみが増え、ストレス解消などにもなります。

栄養面を考えるとペレットは動物病院でも推奨している餌ではありますが、デメリットにあるように、シードからペレットへの切り替えは大変です。

そこで最後にシードからペレットへの上手な切り替え方法をご紹介します。


5.シードからペレットへ切り替える方法

 

まずはインコ のシードからペレットへの餌の切り替え方法について簡単に説明していきます。

単頭飼いの場合と複数飼いの場合、大型インコ飼いの場合でやり方が変わるので、ご家庭に合った方法をお選びください。

【単頭飼いのパターン】

・いつもの餌と5%ずつ切り替えて与え、増やしていく

・食べなくなったら、前日の量に戻す

・好きな餌と混ぜて与える

【複数飼いのパターン】

・朝、夕分ける〈例〉朝だけペレット100%だけ与える 夕方はいつも通りの餌

・食器は頭数+1

【大型インコの飼いパターン】

・ペレットにお湯を入れふやかし、団子にして与える

以上が餌の切り替え方法となります。


6.インコのペレットの切り替え最適時期

切り替えを行う時期ですが、換羽期や繁殖期の餌の切り替えは避けましょう。

この2つの時期は体調の変化が大きく、餌の切り替えが鳥に大きなストレスをかけることが予想されます。

餌を切り替えるのは体調が良い時に行いましょう。

また、ペレットが鳥の好みに合わない食べる量が減ってしまいます。

そこで毎日、体重測定を行いしっかり栄養が取れているかの確認を行いましょう。

体重が減っている場合には無理をせず、ペレットの量を減らしたり、違うペレットを試してみてください。

 

インコの餌について長文をご覧頂きありがとうございます。

もし、疑問・質問がございましたら直接お電話でもLINEでも質問お待ちしております。

 

これからも鳥を含め多くの小動物を中心に記事を出していくので楽しみ待っててください。

私達も励みますので感想をいただけるとありがたいです。

 

相模台動物病院 看護師 佐藤

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